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副鼻腔炎手術治療-内視鏡下鼻内手術-

 耳鼻咽喉科疾患の代表的なものの一つとして、副鼻腔炎があります。
 原因には細菌感染や真菌(カビ)感染などがありますが、最近ではアレルギーに起因する副鼻腔炎も増加しているようです。
 症状は鼻閉、鼻漏、後鼻漏などの他に、炎症部位によっては、時に頬部痛、前額部痛、眼窩部痛、顔面鈍重感などが加わります。
 自然治癒もありますが、消炎剤内服や鼻処置などの保存的治療を継続しても改善しない場合などは、手術治療を検討することになります。
 手術治療ですが、これまでは口腔内(犬歯窩)を切開して顔面の骨(上顎骨前壁)を露出させ、ここをノミで開放し(上顎開放)、ここからの操作と鼻腔からの操作を加えながら、上顎洞や篩骨洞、蝶形骨洞の病巣を処理することが一般的でした。このため、手術後、一時的にせよ、顔面の腫脹や、頬部の違和感を生じることもしばしばでした。

 しかし、近年、手術に内視鏡が導入されるようになり、状況は一変しました。
すなわち、これまで肉眼所見に頼っていた鼻内の狭い術野は、モニターTV画面の上に大きく拡大して映し出せるようになり、このため

  1. 鼻の中からの操作で手術が完了できる
  2. モニター画面内で明視野に、病巣処理や止血操作を的確に行える
  3. 危険部位を直接確認できるため、操作を安全に行える
  4. 出血が少なく、以前に比べはるかに低侵襲な操作が可能

 その結果、

  5. 手術の意図を、術後に確実に反映できるようになりました。

 現在では「副鼻腔炎手術=内視鏡下・鼻内手術」といっても過言ではなくなりました。


 
手術風景 硬性内視鏡
上:広角0度、
下:70度
内視鏡手術での視野 右側副鼻腔炎
術前・術後のCT像
 

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